バリアフリーで大切!間取りと部屋の広さ

マイホームの検討の際には「長く住み続ける」ことを課題として挙げておくべきです。
と言うのも、住宅購入を検討するのは、子供が生まれるなどがキッカケとなる時が多く、その頃は運動能力の低下などは考えていない場合が多いからです。

しかし、加齢は避けることが出来ません。住宅にはバリアフリーの考慮が必要になるのです。
そこで、ここでは住宅のバリアフリーを、特に寝室まわりの間取りから考えたいと思います。





1.生活動線と間取り


家のバリアフリーを考える際には、生活の動線を最初に考えることは大切です。そして、その間取りの状態によっては、将来の住み心地に大きく影響して来ます。

例えば、運動能力が低下してしまった時のことを考えましょう。

手すりの必要性が出た場合など、廊下から寝室へ移動することを考えると、手すりと寝室の入口が、廊下の向かい側に付いているのはあまり良くありません。
生活を考えるならば、住む人の「動き」を十分に考慮するべきなのです。


1-1.寝室は広さで居心地が違う


人の居住空間を考えるならば、ある程度の空間の面積は不可欠とも言えます。特に寝室を考えるならば、なおさらと言えます。

例えば、3畳間くらいの面積があれば、布団を引くことも出来るかも知れません。

しかし、左右の壁の圧迫感は心地良いものではありません。十分な面積が必要となるのです。

息が詰まらないことは、寝室の条件として非常に大切なのです。



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1-2.生活動線を考えても寝室まわりの間取りは重要


さて、運動能力の低下した人の生活動線を考えても、間取りの検討は重要になります。

例えば、介護を考えるならば、布団を使うよりもベッドの方が使いやすくなります。ベッドの場合は立ち上がる動作がしやすいからです。

そのため、ベッドを設置する面積が必要になります。間取りとして、部屋の面積確保が必要になるのです。

また、車イスのことを考えても、部屋の広さなど、間取りが重要になって来ます。車イスの方向転換にも、ある程度の広さは必要になるからです。

他にも、テレビを見たりするためにもスペースが必要です。

間取りを考える際には、十分な面積を確保するようにしましょう。


1-3.具体的な部屋の広さは?


それでは、具体的にどれくらいの広さが必要なのでしょう?

広さの条件としては、8畳間くらいは欲しいと言われています。

確かに6畳間くらいの面積でも良いかとも思われますが、車イスを入れ、介助者が同じ部屋で寝ることを考えると、どうしても広さが欲しくなります。


1-4.広さには「演出」も必要


居心地を良くするためには、部屋の面積を考えるのも重要ですが、広さを演出することも大きなポイントになります。

演出の例としては、例えば窓の配置の工夫があります。窓は部屋を明るくするだけでなく、視界を外に向ける上でも重要だからです。


2.広さとともに気を付けたい点


バリアフリーに部屋の広さは必要になりますが、併せて考えたいこともあります。
ここでは、いくつかの検討事項について述べたいと思います。


2-1.フットライトなどの照明の設置


段差解消はバリアフリーの基本となりますが、併せて考えたいのが、床を見やすくすることです。

具体的にはフットライトなどの設置となります。

ただし、フットライトの位置も検討が必要で、必要以上に明るかったり、場所が悪い場合には、安眠を妨げることにもなるので、注意が必要です。


2-2.滑りにくい床


段差解消とともに必要なのが、滑りにくい床です。

床は使う素材によって滑りやすさが違って来るため、転倒にも繋がる場合があります。
床材には滑りにくい素材の物や、木質ベースの物でも、使用するワックスに気を付けたい物です。


2-3.コンセント位置の工夫


コンセント位置の工夫も重要です。

通常ですと、コンセント位置は床から10〜30センチの位置に設置されますが、この位置だと「かがむ」「しゃがむ」などの姿勢を取る必要が出て来て、使い勝手が悪くなってしまいます。

そのため、ある程度の高さがある方が望ましいです。コンセントは床から40〜60センチにした方が使いやすくなります。


3.おわりに


バリアフリーのためには、部屋の間取りが大切になります。そのためにも、建てる段階から十分に検討を重ね、必要な広さを確保するようにしましょう。


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